I破首相の行動について、表に出ている映像からは「外交の基礎的プロトコルをわきまえていない。」、「食事のマナーがなっていない。」、「だらし内閣だ。」などと揶揄する意見や論評を目にするものの、本人が自画自賛する外交、例えば英国スターマー首相との会談やCHINA習近平との会談について成果を得たという内容については、その重大な過失を指摘する論評は所謂“オールドメディア”(他では“マスゴミ”とも呼ばれているようですね。)からは聞こえてきません。
米国大統領選挙において、英国労働党のスターマー首相は、選挙違反に当たるようなハリス氏への選挙支援や応援キャンペーンを展開しましたし、御存じのとおりCHINA習近平もトランプ氏が一期目において両者のディ―ルで約束したことを何一つ守らなかったことから、トランプ氏の両者に対する不信感は大きく、トランプ氏が大統領に就任したならば、これを前提とした両国への政治・外交・経済政策を行うことは明白でしょう。
なのにI破首相は、自身の行動がグローバルリベラル勢力や全体主義勢力と一緒になってトランプ氏に対抗するということを意味することに気が付いてないのでしょうか。それとも自身がリベラルであることを自慢したいのでしょうか。もしくは確信犯で、グローバル無国籍勢力の支配下にあるディープステートの手先であることの表明なのでしょうか。前任のK元首相は、デープステートバイデン氏の飼い犬状態であったことを考慮すると、その状態を継続していくとの表明なのかもしれません。また、所得の壁を修正すると言いながらも一方で退職金課税等という新しい増税を画策しているということは、所謂財務真理教の一派であることを表明しているのかもしれません。
これからの世の中は、グローバル無国籍勢力が希求してきたワンワールド構築の動きに対抗して、愛国者によるナショナリスト達が運営する国家が共存共栄して平和で繁栄する世界を構築しようとする人類として正しい方向に向かおうとしているのに、依然グローバリスト、リベラリスト、財政均衡派を続けることは、ワンワールドの名に隠れて、世界中を二極化させ貧富の差を拡大させる全く愚かしく破壊的な行為であり、残念で悲しくてなりません。更にトランプ氏が在任する間に、我国としては、戦後レジームから脱却して米国の飼い犬状態から解放され、我国本来の国体を取り戻せる絶好の機会が訪れるというのにその機会を失ってしまいそうで、残念で悲しくてたまりません。一日も早く、I破政権は失脚し、リベラル自民党は解体してもらいたいものです。
一方、国際情勢はトランプ氏の再選により大きく動き出しているのがよくわかると思います。ドイツやフランスで起こっている内閣の崩壊は、正にグローバル、リベラル、財政均衡主義を採用してきた政府の無策に対する人々の覚醒と反対の意思表明とも言えます。
ウクライナでは、ウクライナへの支援を継続し、長距離ミサイルを供与して戦火の拡大を狙っている勢力が悪あがきともいえる行動を続けています。中東でも、ハマスやレバノンのヒズボラの行動が鎮火される見通しになるとシリアの内戦が焚き付けられ再発しました。中東での火種を消したくない勢力が引き続き暗躍しているのです。
これらが、彼らにとって思わしくない状況に収束しそうになってきたら、次に狙われるのは東アジアでしょう。以前ならグローバル無国籍勢力が作った北朝鮮が紛争の火種として活躍を指示されていたでしょうが、金正恩は昨年ロシアプーチンと同盟を結び、グローバル無国籍勢力の支配であることから離脱したため、火種作りを韓国に行わせようとしているのかもしれません。
それにしても、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の突然の戒厳令発令と迅速な戒厳令廃止発令は奇妙でした。そして、所謂オールドメディアの金太郎飴的な画一された報道内容と論評にはいつもの通り胡散臭さを感じます。「尹大統領は、国民の生命と民主主義を破壊するような戒厳令を40年ぶりに発令した。」、「その理由は、支持率の低さとねじれ国会による政策の停滞に対する反発・解消、そして奥様への関心の拡散を狙ったものであろう。」、「韓国民は不安になり、反発し、大統領に対する弾劾を要望している。」といったものに統一されています。
今も続いているロシアのウクライナ侵攻に対するオールドメディアの反応は、プーチン氏が判断した侵攻の背景や世界情勢そしてその理由に殆ど触れことはなく、軍事侵攻という現実に対する批判的な内容に終始していましたが、この度の戒厳令に関する尹大統領に対する報道も同じ構図なのかもしれません。侵攻や紛争を引き起こさせたい側の勢力やその意図を隠蔽するために、オ-ルドメディア(マスゴミ)が盛んに吹聴しているのかもしれません。
尹大統領は、戒厳令の発令に際して「私は、自由大韓民国を北朝鮮共産勢力の脅威から守り、わが国の自由と幸福を略奪している破廉恥な親北朝鮮反国家勢力を根絶し、自由な憲法秩序を守るために非常戒厳を宣布する。」と表明し、約6時間後の戒厳令の解除に際しては「国会からの戒厳令解除要求を受け、戒厳軍を撤退させた。国会の要求を受容れ、閣議によって戒厳令を解除します。」と表明されました。これらに関する報道は殆ど一瞬にして流されてしまい、先述のような報道で溢れているのですが、尹大統領は、戒厳令などを発令すればこうなることは理解していなかったのでしょうか。否、良識的で愛国者である尹大統領が理解していなかったはずはないとも思えます。なのに、自爆的な行動を取らざるを得なかったのかということに事態の本質が隠されているような気がしてなりません。
例えば仮に、米国のデープステート等に、「ドローンによるビラ蒔きだけではなく、更に実効的に北朝鮮を刺激するような行動を取ること。」、「具体的には、戒厳令により軍隊を行動させやがてその矛先を北朝鮮に向かわせること。」等と強請られていたとしたらどうでしょう。金正恩はこれを予測して、国境沿いの鉄道や道路を破壊したのだとしたら話はつながるのではないでしょうか。この陰謀に対し、尹大統領が身命を懸けて、『自身の思いを胸にその脅しに屈した振りをして戒厳令は発令するものの、国民の意思である国会の決議・要求を受けて早期に解除せざるを得なかったとし、デープステート等が策謀する朝鮮半島の混乱を回避する。』と決意していたからこそ採った奇妙な行動だったと考えると腑に落ちるような気がします。(こんなことを言う有識者はまだいません。疑いすぎですかね!)
もし、尹大統領の弾劾が早々に決まるとしたら、その結果は韓国民が甘受することになるでしょうが、わが国は他人事と思っていてよいのでしょうか。
このような国内外情勢の中、I破総理大臣とその政府で、我国の生存と繁栄を図ることができるのでしょうか?いかにも不安です。
国民の皆さんが無関心を止めて、相応しい政治家を選ばなくてはいけないのです。
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