CHINAの偵察衛星の件について報道が少なくなってきましたが、CHINA党指導部は最後までしらを切り通しましたね。歴史の事実を修正して現為政者の正当性を主張する文化ならば当然のことかもしれません。
しかしながら、党指導部の嘘の内容が一貫していないことはやや不自然な気もします。ですから、偵察衛星の不自然な行動からCHINA党指導部と軍の関係に問題が生起しているのではないかと仄めかす有識者や、更には、白紙デモの後のコロナロックダウン解除及び武漢での白髪デモの後の期日指定デモを警察機関が取り締まることができなかったこと等から党中央部の統制力が今や万全でなはないのではないかと仄めかす方まで現れています。
ですが、偵察衛星を運用する目的等についてもっと至当に考えてみる必要があるのではないでしょうか。
では、そのそも、軍事的な理由があるとすれば、何を偵察するのでしょうか。仮想敵国に攻撃を仕掛ける場合に第一次攻撃目標とすべき軍事施設特に核施設を確認しようとしているのならば妥当性はあります。そのために、核弾頭を1000発増産するというのであれば合点が行きます。
一方、偵察気球のそのものの軍事的価値はないのでしょうか。成層圏において、ミサイル(核弾道弾・超高速)等のプラットホームとして運用することや、あるいは、ドローン、宇宙ロケット等のキャリアとして運用することが考えられます。これらは、ローテクによる超限戦の一環として妥当性が十分あります。
つまり、軍事的には十分合理性があり、軍は党の指導下にあるため、党指導部はこれらを知らないはずはなく、これらの目論見を世界に知られたくないため、適当な対応をしているのだと考えた方が適切だということです。
振り返って、我が国は、国防の一手段として気球の活用を考えているのでしょうか。「今後偵察衛星を確認したならばこれを迎撃する。」とは言っていますが、成層圏での気球プラットホームの運用について、成層圏への宇宙ロケットの運搬、排他的経済水域上空での弾道及び巡行ミサイル防衛網の構築等考えられることは多々あります。CHINAの人々の頭脳は大変賢く、党指導部は更にずる賢いですから、何も考えず何も対応しない日本のままでいるとこれまで搾取され続けた以上に悲惨な結末が待っていると思われます。悲しい気持ちになりますね。
また、CHINA党指導部の賢さは、他の方面でも明確に発揮されています。
愁伯が勉強している動画配信講座によると、最近4回に亘って、〇経新聞で台湾に関する連載記事があったということです。その概要を雑に言えば、「台湾は元来CHINAとの関係が深く、今後は経済状況の悪化や国民党の躍進が予想されるため、益々親中姿勢が高まりやがて中国との一体化の路線に向かうであろう。」というものです。天下の〇〇〇済新聞の連載記事ですので、台湾の情勢に関心がない人が読めば、『なるほど、そのような側面もあるのか。』と思ってしまうかもしれません。しかしながら、真実を知っている人から言えば、その連載記述内容は全くの嘘と捏造だというのです。台湾の情勢について詳しくなくとも、台湾の歴史や将来についての関心が少しでもある普通の人なら、『台湾の経済状況は、今後CHINAより益々悪化するだろう。』とか『次期総統選挙以降は、台湾はCHINAとの一体化を進めるであろう。』等という荒唐無稽な論調に愕然とし、日本人としてとても恥ずかしく思うでしょう。
愁伯も台湾の皆様に対し大変申し訳ない気持ちになっています。「恐らく、CHINA利権に群がっている人間かトラップにかかり身動きが取れない人間によるCHINA贔屓の世論誘導だろうから、日本人を代表する意見では絶対にありません。」、「周囲の人々は、日本人と基本的な価値観を共有している台湾及び台湾人のことを身近に感じ、その将来に日本以上の発展の可能性を見出しています。だから、この新聞の記事は気にしないで下さい。」と声を大にしたいと思っています。「それどころか、『李登輝元総統のように偉大な人物は、事に当たるに真剣そのものだが、共通して陽気で明るく周囲の人を温かくする。それは、希望を持っているから!』と語ることができる台湾の方々を私たちはリスペクトしています。」と
ですが、これらCHINA関係者の行動は、日本人に対し着実に進められている反台・親中気運醸成のための情報戦の一環で、CHINAがあちらこちらで平然と事実を誤魔化し、嘘を真実に変えようと試みている氷山の一角でしょう。見誤ってはなりませんよね。
一方、『あまりに露骨な嘘を、平気に、大声で、言い続けることができる人間性はどうやって形成されたのか?』と不思議に思う方々は少なからずおられると思います。
所謂宗教観が乏しく、孔子様の儒教は男系親族の中における道徳を説いてはいるものの、世俗は、道教が現世利益の追求を説き、官僚は商人からの賄賂を取り、商人は官僚から融通やお目こぼしを受取るのが常識で、「上に政策あれば、下に対策あり。」、「正直な人にはなるな。」と教える家庭教育で育ってきた人々の中では、公徳心など育つはずはなく、過去の歴史を否定することで現政権の正当性を主張してきた歴史の中では、露骨な嘘も言い続ければやがては本当になるという知恵をもった人々にとって、大声で嘘をつき続けることが生き残るためや利益を得るために必要不可欠なことだったのだろうと思い至れば、陳破空が書いた「品性下劣な〇〇人」という本の題名は的を射ており、そういった人たちならば仕方のないことかもしれないなと納得がいきます。(もちろん、すべての人がそうであるなどとは思ってはいませんよ。)
「私達は絶対にそうなりたくはない。」と思っていますが、周囲には似たような輩が増えてきていると思いませんか。自分の意見を上から大声で主張し黒いものを白に言い含めてしまおうとする輩、自分の失敗を大声の水掛け論法でうやむやにしてしまおうとする輩等が近くにいませんか?
数千年にわたる日本人の歴史の中でこっそりと侵入してきた困ったDNAがこのような輩たちの中で表面化してきているのかもしれませんね。
皆さんの中にはこんな輩から迷惑を被っている方々もおられるでしょうが、そのような時には例の困った上司への対処法で回避してくださいね。
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