大東亜戦争の戦前～戦中～戦後そして現在まで、世界をコントロールしてきたグローバル勢力の影響下にありその意志を具現実行する米国の傀儡状態から開放されない日本を残念に思い続けてきましたが、これを克服するために貢献してくれるリーダーとして期待すべき対象を変えなければならない時期が来ているのかもしれません。
大東亜戦争直後の荒廃地日本の中でその舵取りを許された日本人の代表たるべき政府・国会議員・省庁官僚・教育界等のおそらく殆どが、連合国（Ｕｎａｉｔｅｄ Ｎａｔｉｏｎｓ：何故か、国際連合と言わされている。）の意を代表する米国政府・ＧＨＱを恐れ、その虎の威を借る狐にも全く及ばない忖度人形だったのでしょうが、今もその状態は変わらないということが今後のコロナ対策で明確になりました。
占領政策から続いてきた日本の歴史・文化を否定し日本の食料自給率低下を容認する政策や教育が日本にしっかりと定着したにも関わらず経済的復興を成し遂げた日本の経済力を崩壊させるプラザ合意、全くの偽りの罪をでっち上げ石油利権を奪還しようとした米国のイラク戦争への協力等について、日本の国益を考えたわけではなく米国に従うことだけが選択肢だった（否、従うことが日本の国益だったとも言えるのでしょうが、）この国の指導者たちの不甲斐なさや情けなさを日本人の一人として痛感しておりましたが、コロナ対策を通してその理由は彼らがグローバル勢力に怯えているからだということに思いが至りました。
歴史の中で、不思議な亡くなり方をした方が少なからずおられますが、政府の通貨発行を企図したＬ大統領やＫ大統領、日本の農業自給率向上や独自防衛力の強化を主張したＮ元農林大臣、そしてコロナワクチンの輸入や接種を拒否したアフリカの某大統領等々が不可解な亡くなり方をしたことを日本の指導者たちは身近に見てきたのではないでしょうか。
このような冷酷なグローバル勢力に怯える日本のコロナ関係者たちは、ただワクチン接種を呼びかけ、その方向に誘導するような諸外国のマスコミ報道を導入し日本国内でもこれに倣う報道を企画し日本人の意識を誘導し、ワクチン接種に反対否疑問を持つ意見にはこれを表に出ないように抹殺してきました。そして、落ち着きを取り戻した今でさえ度重なるワクチン接種というものに対する検証は全くされようとはしていません。ウクライナ紛争に関する報道もＣＮＮやＢＢＣが作成した戦況とウクライナ支援に関するものの垂れ流しばかりでその背景分析に関するものは殆どありません。日本独自の視点や分析が日本のリーダーたちから全く聞こえてこないのです。彼らが自分たちの保身を第一に考えているように思えてしかたがないのです。
だとしたら、安倍元総理大臣が不在の中では、もはや、日本を代表する政治・国会議員・省庁官僚等に日本を普通の国に戻し独自の安全保障体制構築について努力をしてくれることを期待するのは無理だということではないでしょうか。
すると、地方行政に対応可能な分野の安全保障体制の構築を期待せざるを得ないと思ってしまいます。軍事的な実力による安全保障体制は当面は日米同盟に従うふりを続けながらやがては日本政府の覚醒による再構築を図ることに期待するしかできないにしろ、食料安全保障、エネルギー安全保障、歴史文化安全保障及びこれらの基盤となる教育施策等は地方行政でも政府の怯えを敢えて忖度することなく超然として施行できるのではないでしょうか。
例えば、年金生活者ボランティアを募集して休耕地の再利用により御米を栽培し義務教育の給食に提供し続ければ行政の経費軽減を期待できるしやがては御米を主食とする食文化が定着し主食の食料自給率が向上します。火山がある地域は地熱発電を誘致し温泉組合と共同運営すれば地域の雇用増加と光熱費の低減に繋がります。また、シエルオイルの開発も地方行政と企業が協力することも外国へのエネルギー依存軽減につながります。更に、縄文時代から続く地域の歴史や伝統文化を見直し形として継承することで地域の方々の誇りと自信を構築できるとともに町おこしの一助ともなるでしょう。そして、何よりも日本として大切にすべき価値観や誇りと自信の基本となる歴史と文化に裏付けされた国民性について義務教育からしっかりと教えることが重要です。日本、郷土そしてそこで一緒に暮らす人々のことを大切に思うことがすべての安全保障の基本なのです。英語教育は小学生からする必要ありません。必要だと思う人が必要だと思った時から始めれば良いのです。それに、既に携帯電話のアプリ通訳が活躍してくれています。
いつもは御役人仕事などと地方の役所の方々の働きぶりを揶揄している愁伯ですが、立派な方々もたくさんおられることも知っております。地方行政の中に地方で出来る安全保障政策を考えて企画実行してくださるようなリーダーが現れ地方の立派な方々と協力して日本を地方から再興してくださることを祈念しております。
そして、来年こそは草の根保守のアメリカ大統領が再登場し、アメリカがグローバル勢力の影響下から脱却し、日本人が日本の国益、安全保障等について考え直す機会がやって来ることを願ってやみません。
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