生きていこう

自分を傷つける前に勇気を出して助けを呼ぼう!

 困った上司からのパワハラだけではなく、いろいろな事象がストレスを引き起こしますよね。詳細は精神内科の権威にお任せするとしても、人生経験から言えることもあります。
 自分にとってストレスを与える事象にうまく対応できなかったり、乗り越えられなかったりして、ストレスがどんどん大きくなり、「自分なんてもうだめだ。」「楽になりたい。」と思い詰める状態になってくるとそこに至る直前に人は所謂「サイン」とよばれることを小さく呟きや態度に表したりします。しかしながら、その小さなサインを受け止めるべき側がそれを「サイン」として受け止められないことが往々にしてあるのです。後になって、「そういえばあんなこ言っていたよね。」なんてことを思い出し、周囲も不幸になってしまっていることに気がつくのです。
 貴方も周囲も不幸になる前に、明確なサインを言葉で表現してください。このサインを言い出せるような環境作りをするのは上司の役割であり必要な処置を講じることができるのも権限を有する管理職なのですが、困った上司の場合これに意を用いることができません。だから、最悪の状態に陥ってしまうのです。
 大変な環境からのストレスに潰され、困った上司から最後の背中押しをされて、何もできることがなく潰れてしまうくらいなら、切れてもいいから、「やめてくれ!これ以上は耐えれない!」と口に出してください。大声で言えなければ周囲の人に打ち明けて、更上上司に伝えてもらってください。
 誰にとっても大切な心身を困った上司によって壊されるなんて、悲しすぎるしつまらないでしょう。悪いのはストレスとなる環境であり対策を取らない組織や上司なのですから!
 助けを求めるサインを口に出して、何が悪いのでしょうか、どうして恥ずかしいのでしょうか?
 世界中にはいろんな救済制度があり、いろんな団体等が支援をしているのはご存じのはずです。起きては欲しくないことや起きるべきでは無いことが起こっているから、支援の制度が必要なことを世界は認めているのです。
 貴方は存在するだけで貴方なのです。少なくとも、ご両親や家族は貴方が生きていてくれているだけで幸せなのです。番狂わせで喪失してしまうことなど、不幸の極みです。
 「もうだめかもしれない。」と思ってしまう前に、どうか勇気を出して助けを求めてください。自らを守りましょう!  

自分をだめにするくらいなら避難しよう!

 「もうだめかもしれない。」と思ってしまう前に、どうか勇気を出して助けを求めてください。という話をしました。
 そんな大切な貴方へ続きのお話しです! 
 最後のサインを発するに至る前の段階に、「既に乗り越えるための努力はし尽くした。こんなところにいたら、自分はおかしくなる。沈没してしまう。」、「自分一人が頑張ってもどにもなりようがない。自分が潰れるかだめな人間になるだけだ。」と思う段階があると思います。穿った言い方をすれば、こんな環境にいるから、サインも無駄だと思うのかもしれません。
 このような状況に置かれている場合は、緊急避難をしてください。そこから、出て行けば良いのです。「逃げるみたいで恥ずかしい。」なんて思う必要は全くありません。緊急避難なのですから。
 まずは、自らの力で、環境を変えるなり自分を成長させるなりの方策を試してみるべきですが、し尽くしたのなら、自分が成長する前にだめになると解った場合は、緊急避難すべきです。
 方策のうち就中、人を変えることは大変に困難なことで、その本人が自覚して「自分を変える。」と宣言して変えるための反省と行動を実践しない限りない、まず無理です。それが、上司であったり、環境を構成している周囲の殆どの人たちである場合は、宣言など全く見込めず、絶対に無理でしょう。絶対に無理なことを変えようとしても変わるはずは無く、自分の苦労は虚しいだけで、自分を病ませる結果となるだけです。
 世の中には、自分の力では絶対にどうにもならない無理なことってたくさん在りますよ。人は、それに対しては、気にしないで無視するか、仕方がないと黙って受け入れるか、嫌だから退避するか等の行動をを無意識のうちに取っています。自然災害等は、身近な例ではないですか。
 自然災害から避難するように、人災からも避難すれば良いのです。少し、周囲に迷惑をかけるとしても、緊急避難ですからそれで構わないのです。
 緊急避難をせずにその環境に居続けて結局自分をだめにしてしまうことこそ、世のため人のため自分のために全く無意味なことです。
 どうか新たなところで、復旧・復興してください。
 更に、もし、どうしても気が収まらず、憂さを晴らしたいのなら、新たなところで臥薪嘗胆し、捲土重来を図れば良いのです。まず、自らを守りましょう!

AI・RPA時代へのもう一つの対応

 より豊かな人生を目指してや困った上司のシリーズで少し触れましたよね。
 今後のアメリカンスタンダードで固定化された社会で活躍できる人は、実務能力が高い人、AI・RPAを管理できる人、仕事をクリエイトできる人たちであり、他方、アメリカンスタンダードの世界から抜け出して生きて行こうとする人は、精神・文化主義、チャンス平等・個性重視、信仰等を大切にする自分なりの世界を作って、そのような方達と親交し、アメリカンスタンダードの世界とも肩を並べて交流することができる人たちだと。 
 具体的な例を挙げるとしたら、「足ることを知る社会」でしょうか。例えば、自分たちの大切な家族や相互に大切にできるでなかまたちと共に生存自活できる地域社会を構築して、その中でエネルギーと食住等の生活の基盤は共有するけど、自分が創造した価値は自分が交流したい周囲や外界が生み出した価値と交換でき、必要な物は取得し、余剰な部分は地域社会の基盤に還元するという仕組みの社会です。何か、昔の農家の大家族を想像してしまいそうですね。
 お金儲けのためにたくさんの物を生産して廉価で分配し、大金を得る。そして、値下がり防止のために余剰分は廃棄するというような資本者側主体の生産方式の社会からは脱却したいものです。地球のためにも!
 互いの違いを尊重して、周囲と調和しつつ、主体的に、自分らしく、自分の好きなことをして、多様な価値を創造して地域に貢献しながら生きてゆけるような社会になれば素晴らしいですよね。外界と全く遮断して技術的な発展に背を向けるというわけではありませんよ。外界とも共存します。
 こんな地域社会を創造してゆくためには、その地域の人々が生存自活できる最小限の基盤が必要になりますよね。まずは、土地と家屋とエネルギーと情報ネットワークですよね。
 これらを取得するには、アメリカンスタンダードの中でしばらく我慢して一財をなす必要がありそうですが、当面クラウドファンディングでなかま達と拠出しあうということが考えられなくもないでしょう。特に、エネルギー(電気)は外界に依存しなくてはならないのが実情の必要不可欠基盤です。どうしても手に入れなくてはなりません。とはいえ、太陽光発電も作れたように、自分たちで強い磁石を利用したフリーエネルギーを開発するというのも近い将来にはできるのではないでしょうか?お待ちしています。作ってくださる方を! 
 こんな人たちが集まれば、できるような気がしませんか。

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