つい最近ですが、安倍元首相が平成3年度の近畿大学卒業式で行ったスピーチ(https://www.youtube.com/watch?v=LsM20uORG2I)をある出版社が紹介していたので無料で視聴させていただきました。
「花は咲く」のピアノ演奏映像を皮切りに、「人生で大切なことは失敗から立ち上がるということ」をテーマとして語られていましたが、愁伯がまさに我が意を得たりと思ったのは、東日本大震災の被災者の皆様の忍耐強さや振る舞いそして復興へ向かう意志の強さと勇気に日本人としての誇りを感じましたと語る元首相の言葉でした。
第一次安倍内閣を持病の為に1年で辞職しその後野党として野に下ってさえも東日本大震災時には即座に支援物資をもって被災地の支援に駆け付けた元首相ですが、その時に目の当たりにしたこと、そして世界中からいただいた被災地の方々に対する励ましと称賛の声に、日本人としての誇りをひしと感じるとともに第2次安倍内閣を発足させチームとともに先頭に立って日本という国を復興させるための勇気と気力をいただいたということでした。
個人的には、朝廷軍を翻弄したにも拘わらず坂上田村麻呂を信じて下った北の明星アテルイ・モレも、前九年の苦行に耐え後三年の役を経て栄華を勝ちとった安倍一族や奥州藤原一族にも誇りを感じていますが、世界中が称賛するあの安倍元首相に誇りと勇気を与えた現代の東日本の皆さんにも誇りを感じます。素晴らしですよね。安倍元首相の資質は、やはりその安倍一族のDNAによるものでしょうが、このような人々を育んできた日本という国の風土、文化、歴史等のお国柄に、日本人なら誰でも、やっぱり誇りを持って良いのだと思いませんか。
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