最近の若い人は素晴らしい!(その4)

 愁伯の自宅は妻の実家の近くにあるので、妻の親族が周辺にたくさんおられます。妻の親族は殆どの方がとても人柄がよく良心的な方なので、お付き合いも頻繁にさせて頂いており、特に、年末のお餅つきは楽しいイベントです。

 その中に、皆から「YJ君」と呼ばれている二回りも歳が離れた義理の従弟がいます。そのYJ君のお母さんが、妻の叔母にあたりますが、小学校の校長先生であったご長男とご主人が他界されたため今は御近所で一人住まいをされておられます。

 ですが、最近心身の具合が思わしくなく心配な行動をとられるので、YJ君は、独り身で自由に動くことができることもあり、御実家に近いところに引越しをしてきました。

 「YJ君が一人住まいなら、一緒に住めばいいのでは?」と思われる方もおられるでしょうが、YJ君は八百屋さんの仲買人をしているため、殆ど一年中、夜は8時に寝て朝の2時頃には起き、遠くに仕事に出かけて行かなければならないのです。ですから、実家にいると、叔母さんが早くに起きてYJ君の為の朝食や昼のお弁当を作ってくださるし、YJ君もその音で早く目が覚めて睡眠時間が短くなってしまうので、二人ともに負担が大きくなるということです。というわけで、一度は同居を試みたものの今は別々に住んでいるのです。

 こういう状況なので、YJ君が遠くで仕事をしている間に、叔母さんのコロナワクチン接種やいろいろな通院等の支援が必要な場合は、「明日は我が身、お互い様です。できる人が助ければいいのです。」という気持ちの妻が協力をしています。私も、勿論、妻の協力を支援していますよ。

 そういう間柄なのですが、妻が何か叔母さんのお手伝いをした時は、YJ君は、日曜日を除く殆どの日は孫たちが学校帰りに我家に立ち寄っていることを知っているからか、必ず「お孫さんたちに食べてもらって下さい。」と言って、お礼に果物等を持ってきてくれます。(申し訳ないのでお断りしたいのですが、)

 その種類は様々で、みかん、いちご、スイカ、メロン、ぶどう、なし、りんご等、季節に応じてその時期に一番美味しいものを届けてくれるのです。ブランドに関わらず、YJ君の長年の経験から、その時期に最も美味しいものをその産地の生産者やJAからリーズナブルに購入しているのです。ですから、「初めて聞く名前ね。」とか「そんなところで作っているの?」というような妻の感嘆の声がよく聞かれますが、間違いは絶対にないのです。その声を聞いた孫達はすぐに玄関に駆け寄り、「わあ、美味しそう。YJ叔父ちゃん有難う。」と発声します。(なので、お断りができないのです、)

 後程、皆でいただきますが、当然「美味しいね。」というのが一番の感想です。でも同時に、愁伯は、『人々を豊かにさせる物づくりがやはり経済活動の基本だなあ。』と感慨に耽け生産者の皆様に感謝するとともに、YJ君に対し『長いこと毎日現場を回り続けたことから身に着けたプロの仕事ですね。絶対にハズレが無い。毎日大変だろうけど、農家の方々が大切に作った絶対に美味しいものをなるべく安く消費者の家庭に届けるという使命感と自信、そして充実感をもって仕事をしているのですね。』とつくづく感心します。素人が付け焼刃で絶対に真似できるものではありません。

 やはり、日々努力を続けることができる最近の若い者は素晴らしいのです。(壮年ですけど!)

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